要約
サウジアラビアの投資大臣が、経済変革計画である「ビジョン2030」の進展と世界が信頼できるパートナーを求める状況について語った。2025年を「転換期」と位置付け、世界のビジネス環境が大きく変化していると指摘。サウジアラビアは、長期的な繁栄が国や産業間での共有成長に依存するとし、グローバルな協力の設計図であると位置付けた。
背景情報
- 「ビジョン2030」は、2016年にサウジアラビアのムハンマド皇太子によって立ち上げられた経済改革計画。
- ビジョン2030の成果として、非石油部門が国内GDPの56%を占め、失業率が7%以下に低下し、女性の労働参加率が37%に増加した。
- サウジアラビアの首都市場は世界トップ10にランクインし、国営石油会社サウジアラムコのIPOが2019年に実施され、世界で最も価値のある企業の1つとなった。

今後の影響
- サウジアラビアは、再生可能エネルギー分野でも主導的な存在を目指しており、太陽光や風力から緑の水素まで幅広い分野に注力している。
- エネルギー費用の低さや地理的中心性、データインフラの拡充などを活かし、AIやクラウドコンピューティング、先端製造業などのエネルギー集約型産業に適している。
- サウジアラビアは、競争力、連結性、能力の3つの柱に基づく投資戦略を展開し、世界クラスのインフラと規制の近代化によって支えられている。

