要約
EUの指導者がインドを訪れ、長年の合意を確定し、安全保障協力を深める。1月27日には自由貿易協定(FTA)が正式に発表される予定で、これは2007年からの交渉の終了を意味する。FTAはインドとEUの貿易を拡大し、移民や防衛分野でも協力が進む見通し。
背景情報
- EU指導者がインドを訪問し、ナレンドラ・モディ首相とのサミットを開催。
- インドと米国の交渉が停滞している中、EUとの関係強化が注目される。
- FTA交渉は2007年に始まり、2022年に再開された。
- インドはEUの最大の貿易相手であり、両者の貿易額は数百億ドルに上る。

今後の影響
自由貿易協定(FTA)
- サービスと製造業への市場アクセス向上が期待される。
- EUは自動車、ワイン、スピリッツの関税引き下げを求める可能性がある。
- インドのEU向け輸出は17%であり、EUのインド向け輸出は9%を占める。
移民と人材流動性
- インド人専門家や学生の合法的な移民を促進する枠組みが重要視される。
- インド人市民はEUに約93万人居住しており、そのうち20.8%がブルーカード保持者。
- インド人学生はErasmus Mundus奨学金を受けており、欧州の主要機関で学び働いている。
防衛と技術協力
- インドはロシアからの軍事装備依存を軽減しようとしており、EUとの安全保障協力が拡大する見通し。
- 海洋保安、対テロ、サイバー防衛分野での協力が強化される。

