要約
ブロックチェーン基盤の金融マーケットプレイスを手掛けるFigure Technology Solutions(Nasdaq: FIGR)は、2026年第1四半期決算を発表した。消費者ローン市場の取扱高は前年比113%増の29億ドルに達し、純収益は98%増の1億6,700万ドルを記録。純利益は4,500万ドル(利益率27%)で黒字転換を果たした。調整後EBITDAは前年比約3倍の8,300万ドルとなり、資本効率の高いモデルを証明。CEOのマイケル・タネンバウム氏は、レガシーな金融インフラをブロックチェーンで代替する戦略が奏功したと強調した。
背景情報
* 事業モデル: ブロックチェーン技術を活用し、資産の組成・資金調達・取引をオンチェーンで行う「資本マーケットプレイス」を運営。
* 成長要因: 80社の新規パートナー獲得により、エコシステム内のアクティブパートナー数は387社に拡大。Flagstar Bankなど大手金融機関との提携も進む。
* 技術展開: リアルワールドアセット(RWA)をDeFiに接続する新プラットフォーム「Figure Forge」を発表し、資産の流動化を加速させている。
今後の影響
金融インフラのオンチェーン化加速
* 「Figure Connect」の取扱高が市場全体の56%を占めるなど、既存の金融システムをブロックチェーンへ移行させる動きが定着。
* SMB(中小企業)向け融資やDSCR(債務償還比率)ローンなど、高成長分野でのプロダクト拡充がさらなる収益増を牽引する見込み。
市場予測と成長性
* 2026年第2四半期の消費者ローン市場取扱高として、38億〜41億ドルのガイダンスを提示。
* 「Democratized Prime」などのマッチングサービスが四半期比で約80%成長しており、個人投資家と借り手を直接結ぶ分散型金融モデルの普及が加速する。
