要約
バンク・オブ・アメリカ証券は2026年第3四半期の推奨銘柄として、二桁の成長余地と安定配当を兼ね備えた4社を厳選した。
市場が過熱感を示す中でも、米国経済の「新たな産業サイクル」と収益モメンタムの強さを背景に強気な姿勢を維持している。
具体的には、4.3%の配当利回りを誇るフォードや、量子コンピューティングに5年間で100億ドルを投じるIBMなどが高確度の銘柄として挙げられた。
また、過去5年平均の予想PERから割安なビザや、広告・会員ビジネスで収益力を高めるウォルマートも選出されている。
同社は、夏場の調整局面を優良資産やバリュー株への投資好機と捉え、投資家に冷静なポートフォリオ構築を推奨している。
背景情報
- BofA証券は四半期ごとに「トップ・ピック」として10銘柄を選定し、投資家に推奨している。
- 今回の選定は、米国経済の堅調なマクロデータと、世界的な企業収益の改善傾向を根拠としている。
- 市場全体が史上最高値圏にある中で、過熱感を警戒しつつも、強気な投資スタンスを維持している。
- 選定基準には、高い成長期待を持つ「Growth 10」や、割安感のある「Value 10」などのカテゴリーが含まれる。

今後の影響
- 自動車セクターの選別
- フォードは北米市場での保護貿易的な追い風や、高利益率なICE(内燃機関)車の販売強化により、さらなる業績上方修正が期待される。
- テクノロジーとインフラ投資
- IBMは5年間で100億ドルを投じる量子コンピューティングへの投資が、将来的な成長の柱として注目されている。
- 決済および小売の競争力
- ビザは過去5年間の平均PERに対して割安な水準で取引されており、ウォルマートは広告事業や会員ビジネスが収益を押し上げる構造となっている。
- 市場調整時の戦略
- BofAは、夏場に市場が調整した局面を、優良銘柄を割安に仕込む絶好の機会と捉えており、投資家にはバリュー株へのシフトが推奨される。

